ランドセルラックをDIYで作ってみた
はじめに
置き場所が決まっていないモノはたいがい床に放置されます…。
子供のランドセルがまさにその状態。片付けてほしいのでランドセルラックを作って見ました。
- 所要時間 : 2〜3時間(組立のみ。塗装除く)
- 難易度 : 易(板をネジで留めるだけ)
- 費用 : 8500円程度(市販品と同じくらい)
ランドセルラックのプラン
今回の要件。
- ① 高さ60cmくらい(ランドセルをおいて80cmくらい)。
- ② 下段を動かせるサブデスクにしたい。
①は家の間取りの都合です。カウンターの下にいれたかったので。
②は子供がリビング学習なので、サブデスクがほしかったからです。
市販品でちょうどいいのが見つからなかったので、自作することにしました。
設計図と木取図
設計図はこんな感じです。
1820mmの集成材で効率よく作れるように考えました。下の段が固定で良ければ、もっと簡単につくれますね。図にはありませんが、下段の箱には高さ5cmのキャスターがつきます。
木取り図はこんな感じです。
カットは左から3カットお願いしました。最後は610mmになっていますが、切りしろ分、数mm短くなります。
材料
今回購入した材料です。値段は近所のホームセンター(税込み)です。
材料 | 数量 | 単価 | 価格 |
---|---|---|---|
パイン集成材 350mmx1820mmx18mm | 2 | ¥3,280 | ¥6,560 |
カット代 3カット | 3 | ¥50 | ¥150 |
スリムビス 40mm 160本入 | 1 | ¥798 | ¥798 |
キャスター 4個 | 4 | ¥198? | ¥792 |
木ネジ M3.5x16(キャスター用)20本入 | 1 | ¥162 | ¥162 |
合計 | ¥8,462 |
スリムビスと木ネジは袋売りの数量です。全部は使いません。
工程
特に難しいところはありません。板をネジで止めるだけです。
ポイントは以下の通り。これをやっておけばとりあえず「大失敗」は避けられます(笑)。
- カットはホームセンターに任せましょう。素人が直角を出すのは難しいです。きちんと直角に切れていれば、組み立てもうまくいきます。
- ネジを打つ前に下穴を開けましょう。木が割れにくくなります。
- クランプはあると便利。作業もしやすいですし、ネジを打ったときにずれにくくなります(ネジの回転する力で結構ずれます。)
木材の面取り
子供が使うものなので角の面取りはやっておきましょう。#240のサンドペーパーで数回こすります。触ってみていたくなければOKです。
角は多めに面取りしました。
マーキング、下穴開け
板がくる位置に線を引きます。木をあてがって線を引きます。ネジを打つ位置にもマークをして、キリかドリルで穴を開けます。ドリルなら2mm-2.5mmくらいのドリルを使います。
今回は1枚あたりネジ3本で留めました。
ビス打ち
下穴を開けたところにビスを打ちます。電動ドリルがあると楽チンです。
クランプがあれば使いましょう。ネジの回転する力でずれることが多々あります。
キャスター取り付け
下の棚を動かせるようにキャスターをつけました。
完成!
出来上がりです。
下のボックスはキャスターで動かせます。
勉強のときにはサイドテーブルに
市販品のランドセルラック
市販品でもいろいろあります。値段は木製だと1万円前後が多いので、自作と対して変わりません。
希望条件に合えば、購入するのも良いかもしれませんね。
プラスチック製なら2000円台から。
木製のものなら1万円弱くらいでしょうか。
終わりに
ひとまず完成しましたが、
- 裏板を取り付ければよかった。
- テーブルを引っ張り出すのに取っ手がほしい。
- 思ったより汚れそうなので、やっぱり塗装したい。
などなど、改良したいところがいろいろ出てきました。まあ改良できる点もDIYの良いところですね。