hugoでGoogleアドセンス合格!ポイントを紹介します。
はじめに
このサイトは静的サイトジェネレータのhugoで作成しています。
落ち続けていたGoogleアドセンス審査に(やっと)合格しました。原因がわからず苦労しました。アドセンス合格のためにやったこと、ポイントを紹介します。
こんな人に読んでほしい
- アドセンス審査に合格できない。
- アドセンス合格の方法を勉強して、ある程度の形式は整えている。
- hugoでサイトを制作している。
- 不合格の理由が「有用性の低いコンテンツ」。
hugoでアドセンス合格するためにやったこと
ここでは私がアドセンス合格するためにやったことを紹介していきます。 重要なのは以下の2点でした。
- 最低限のサイトの様式を整える。
- 自動生成ページに審査用アドセンスコードを貼らないようにする
最低限のサイトの様式を整える
アドセンス審査に合格するために、最低限の構成は整えました(整えたつもりでした)。合格のためのポイントは多くのサイトで解説してくれていますので、ここでは割愛します。
アドセンス合格の方法については、審査基準が明確ではないため諸説ありますが 、以下のサイトは大手レンタルサーバーの方々が解説してくれているので、ある程度は信頼できると思われます。
- 【なぜ落ちた?】Googleアドセンスの審査に通らない理由7選!最短で通過する方法を解説!
- Googleアドセンスの合格率は?一発合格する方法と落ちたときの対策を解説
- 【Googleアドセンスの審査】に通るには? 不合格の理由と、落ちた時の対処法
アドセンス合格前のサイトの状況は以下の通りでした。
-
記事
- 記事数 : 12
- 最低2000字
- 記事に1枚は画像を入れる
- サムネイル画像を貼り付ける。同じ画像は使用しない
- カテゴリー : 3つ (記事数 : 5記事-4記事-3記事)
- タグ : 不使用
-
固定ページの作成
- プライバシーポリシー
- 問い合わせ
- サイトマップ
- プロフィール
記事
記事数については「5記事でもいい」「20記事以上必要」などありますが、私が合格したときの記事数は12でした。意識して2000字以上、画像は最低1枚は添付しました。またサムネイル画像もすべてのページに貼り付けました。同じサムネイル画像は使用していません(似たようなページと判断されるのを避けるため)。
12記事はカテゴリーや新着の「サマリーページ」や固定ページを除いた「純粋な」記事数です。
カテゴリー・タグ
カテゴリは3つに絞りました。カテゴリ内の記事数が少なくなり、内容少ないと判断されるのを避けるためです。同様の理由でタグを不使用としました。
固定ページ
- 「プライバシーポリシー」
- 「問い合わせ」
- 「サイトマップ」
- 「プロフィール」
以上の4つのページを固定ページとして作成しました。
問い合わせページはhugoでは作成が難しいので、Googleフォームで代用しました。
記事ページにのみアドセンスコードを貼り付ける
上記のサイトで申請しても、相変わらず「有用性の低いコンテンツ」で不合格でした…
いろいろ調べていたところ、以下のような情報を発見しました。
hugoのような静的サイトジェネレータでは、まとめページ等の自動生成ページが「低品質な記事」として判断されているのでは?とのこと。
なので記事ページにのみアドセンスコードを貼り付けられるように、以下のように設定を行いました。
layouts/_default/baseof.htmlの修正
layouts/_default/baseof.html
の <head> … </head>
タグ間に以下のコードを挿入します。
{{ if .Params.ads}}
<script async src="xxxxxxxx" crossorigin="anonymous"></script>
{{ end }}
<script async src="xxxxxxxx" crossorigin="anonymous"></script>
の行は個々のアドセンスコードに書き換えてください。
{{ if .Params.ads}}
で、フロントマターのadsキーを参照しています。 ads: true
の場合にアドセンスコードを挿入します。
記事のフロントマター部にadsキーを追加
記事のフロントマターに ads: true
を追加します。
---------- title: "xxx" date: "20xx-xx-xx" ︙ ads: true -----------
これで記事のみにアドセンスコードが追加され、カテゴリーやサマリーページへのアドセンスコードがなくなります。
※adsキーはユーザー定義のキーとなるので、スペルミスがあってもエラーは発生しません。注意しましょう。
再審査で合格!
自動生成ページからアドセンスコードをはずして再審査したところ、見事合格しました!記事やサイト構成の変更は全くなしだったので、自動生成ページが「低品質なページ」と判定されている可能性はありそうです。
おわりに
アドセンス合格を目指す記事は、ほとんどWordPress前提で書かれています。 「もしかしてhugoじゃ無理なのか?」と思うこともありましたが、問題を潰していけば合格することができます!hugoでアドセンス審査に苦戦している人はぜひ試してみてください。